ふるさと銀河線 最後の冬 


北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線、営業距離140kmのこの鉄道、元をただせば池田
−網走を結んだ網走本線。石北本線開通によりメインルートが移ったため、1961年(昭
和36年)に池田−北見間が池北線となり、国鉄からJR北海道になった2年後に第三セク
ター「ふるさと銀河線」になりました。
国鉄時代の1985年に第2次特定地方交通線として廃止承認された後も、紆余曲折、20
年余りを頑張ってきましたが、とうとう今年4月に廃止されることになってしまいました。
国鉄SL撮影時代、広尾線や士幌線に行った後、 翌朝の大雪くずれC58を撮るための通
り抜けルートとして使った池北線。色々な思いを胸に、最後の冬を拝みに行ってきました。


愛冠の駅舎は独特のスタイルです。駅前の愛の泉から湧き出る水を地元の方が汲みに来
ていました。この水でお茶を入れるととても美味しいそうです。       2006年2月11日


銀河線には雰囲気のある駅が多く残っています。その1つ大誉地駅にDCが到着しました。
                                             2006年2月11日


何も無い道端にポツンとあるような薫別駅に列車がやってきました。銀河線には臨時乗降
場のようなプラットホームの駅が多いのですが、この駅に特にひかれたのはその特徴から
です。それは・・・                                   2006年2月11日


なんと踏み切りの中にホームが・・・                       2006年2月11日


そして列車は雪煙を上げながら走り去って行きます。             2006年2月11日


何本かの列車は、JR車両と併結して帯広まで乗り入れます。  
                                     2006年2月12日 池田−利別


銀河鉄道999のラッピング車両がやってきました。この車両は折り返してこの日のイベント
列車になります。                          2006年2月12日 大森−勇足

 

折り返してきたイベント列車が高島駅で快速銀河と交換します。      2006年2月12日


一日の締めくくり、夕日が雲を輝かせながら沈んで行きました。
                                    2006年2月11日 様舞−池田


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