さよなら ハチロク
SLあそB0Y SL人吉


1988年、奇跡のように復活したハチロク。大正生まれのこのカマは、「あそBOY」「SL人吉号」と
して活躍していましたが、さすがに車齢83才、よる年波には勝てず、復活17年でとうとう引退と
なってしまいました。 引退のニュースを聞いて、そう言えば「あそBOY」もしばらく御無沙汰してい
たなと思い、最後の勇姿を拝みに行ってきました。


7月30日の朝は豪雨。豊肥本線のダイヤも大乱れです。とりあえず立野のお立ち台に行ってみ
ました。普段は5人もいれば「今日は多いな」なんて言っているのですが、さすがに多くの人で賑
わっています。ざっと見ただけでも20人以上はいるでしょう。この場所にしては激パに近い状態
でした。
やがてスイッチバックをハチロクが上がってきました。遠く霞んで熊本空港が見えます。手前では
野焼きの爆煙が・・・


後ろのDLは御愛嬌。いつもよりは爆煙。最後のサービスでしょうか。


ダイヤが大乱れとなったおかげで、普段は見られない九州横断特急があそBOYを追い抜くシーン
が実現。


阿蘇の発車もなかなかの煙でした。この場所も、発車間際には追っかけ
の人たちが次々と到着し、かなりの人だかりに。



返しは外輪山をバックに。しかしやはりスカでした。


SLあそBOY、最後は立野の発車


7月31日の目覚めも、窓をたたく雨と遠雷の音。お決まりのように肥薩線は制限がかかってしま
いました。熊本を20分遅れで発車したのは確認できたので、とりあえず八代より手前で待つこと
にして、新八代へ向かいました。たまたま近く居たご同業の方に聞いてみると、どうやら有佐駅で
足止めをくらっている様子。待つことしばし、1時間近く遅れて姿を現しました。


八代から高速道路で人吉へ先回り。渡駅の発車を狙いました。


人吉には雰囲気のあるクラがまだ残っていました。ハチロクも暫しの休憩です。


返しの9282が人吉駅を発車する頃には再び強い雨が振り出しました。この後、帰京のため熊本
空港に向かいました。



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