中国 綏棱 (2015年2月)


2015年2月、ハルピンからさらに200kmほど北上した、綏棱(スイリン)と言う所に行ってきました。緯度的にはサハリンと同じ位。何を好き好んでこの冬真っ盛りに稚内よりさらに北に来たのか、と思うような寒さ。最高気温-20℃に凍えていましたが、初めて見る冬の大陸の景色に感動しました。
ハルピンへは日本からの直行便は、関空と新潟から一日おきの運行。行きは関空、帰りは新潟と言う3泊4日の旅でした。
初日は関空から昼過ぎのフライト。フライト時間約3時間でハルピンに到着です。到着後、ハル
ピンの隣駅、濱江(BinJiang)と言う駅に行きます。ここから中国鉄道初乗車体験です。


綏棱までの直通列車は夜までないので、途中の綏化(スイカ)止まりの列車にのり、そこから
先はタクシーをチャーターです。約1時間半の乗車時間で綏化に到着しました。


綏化はなかなかモダンな感じの駅舎。ロシア帝国が建設した東清鉄道時代の駅舎だそう
です。


 一夜明けて、早朝、綏棱森林鉄道の始発駅に向かいます。
朝日が昇り始めるなか、SLが動き出します。


朝日があたって車体がギラリ。


寒さのためか、ドレインがまとわりつきます。スチーム越しに朝日が差し込みます。


始発駅ヤードは、国鉄線のすぐ隣。本線を国鉄貨物列車が走り抜けて行きます。


チャーターした客車の車内。ご覧のように、照明はなく、暖房もなし。車内に置いておいた
水入りペットボトルはカチンカチンに凍ってしまいました。


仕切り部の扉には、何故かちょっと艶っぽい絵が。



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