初ドイツ鉄 (2015年4月)-Page1


前々から行きたいと思っていた欧州鉄。なかなか機会がなかったのですが、やっとまとまった休み
がとれることになり、我が団長の欧州鉄に団員一同、金魚のフンでついて行くことにしました。
行く先はドイツ。Dresdner Dampfloktreffen(ドレスデン スチームフェスティバル)に合わせての日程を組んで
もらい、憧れの01形蒸気機関車を見てきました。

4月14日、期待を胸にフランクフルトへ向け、成田を出発。団長は別便で、フランクフルト空港集
合と言うことにしました。
約12時間のフライトで、飛行機は予定より10分ほど早くフランクフルト空港に到着。
イミグレ、通関も無事終わり、団長との集合場所へ。集合はジャーマンレイルパスのバリデーションを
受けるため、DBの窓口で待ち合わせ。が、フランクフルト空港のわかり難いこと。飛行機を降り
てそのままDBの案内に沿って行くと、Sバーンの乗り場に誘導されてしまい、事前に入手してい
た空港内案内図を必死に見ても、4Fにあると言う長距離列車乗り場への連絡通路がよく分から
ない。挙句は一旦外に出て、連絡通路の場所を確認してからターミナルビルへ入り直し、やっと
団長と合流。
 
合流して安心したのもつかの間、指定を受けたICEの発車時間まではわずか。しかも先に指定
を買っていた団長とは号車が離れ離れに。とりあえず慌ててホームへ行ったものの、指定号車
№は39号車??? どうやら号車№は1号車からは始まっているのではなく、ICEの世代によっ
て号車№の付け方が違うようです。ホームにある看板に現在位置と編成・号車№が書いてあり、
それを頼りにだいたいの停車位置の目安を付けると言うアバウトなもの。何人か並んでいる後ろ
に付いていたら、たまたま隣の号車だったので、そのまま乗車。ふと見ると、自分達が乗る号車
には誰も居らず、ドアも開いていない。ドイツの列車は全ドア扱いしないのか、 と思いつつ列車に
乗車。 
空港からICEに乗って約1時間半、夕方7時過ぎにこの日の宿泊場所Wuerzburb(ヴェルツブルク)に
無事到着。降りる時に見ていたら、前の人がドア横のボタンを押してドアを開けている。そう、基本
的にドアは自分で開けるものだったのです。前に人が居なければ、列車に乗車も降車もできない
ところでした。


Wuerzburbにはトラムが走っており、ホテルへ向かいがてら、さっそく鉄開始。ホテルに着いたら
団長が事前に買っておいてくれたサンドイッチを食べながら、駅で買ったビールで一杯。この日
は長旅の疲れもあり、早めに就寝。


15日は、先ずNuernberg(ニュールンベルグ)へ向かいます。やってきたのは動力集中型のICE。


Nuernbergへ来た目的は、DBミュージアム。色々な言語でお出迎え・・・ が、日本語が少しおかし
いような。


DBミュージアムは素晴らしい展示物ばかり。その中の一つ05形蒸気機関車。1935年製で、当時
ベルリン- ハンブルク間の特急を、最高速度175km/h、平均速度120km/hで牽引したモンスター
マシンです。この速度ならば流線型カバーも納得ですね。


我々にはE03と言うよりは、改番後の103型の方が馴染みがあります。ラインゴルドの先頭にた
って走る優美な姿は、ガキ鉄時代の憧れでした。そのスタイル、性能、まさにDBが生んだ名機で
す。この他にも、屋内展示、屋外展示とも見ごたえのあるものばかりでした。


街に戻ってトラム撮影。フォーカスポイントをオートにしていたら、手前の人物にピントが。オートフ
ォーカスは手前にあるものにピントを合わせる仕様みたいです・・・ な~んてね。


NuernbergのUバーンも撮影。これはコンデジで撮ったものですが、今どきのコンデジは侮れま
せん。 


その後、音楽祭で有名なBayreuth(バイロイト)に移動。もちろん、思鉄面々がワグナーに造詣が深
い訳が無く、単なるスケジュール上の宿泊地と言うだけのことです。
駅に単行のDCが停まっていました。あちらの車はやはりデザインが洗練された感じがします。
単行のDCですが、ちゃんと1等車が付いています。
ここで、夕方に着く予定らしい、スイスからの01形牽引の団臨列車を待っていましたが、とうとう
現れず、そのままホテルへ。夜10時頃、部屋で寛いでいると、微かに汽笛の音が。今更ホテル
を出る気にもなれず、翌日の本番にかけることにしました。



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