中国 三道嶺の蒸気機関車-Page1


三道嶺は新疆ウイグル自治区にあり、露天掘りの炭鉱から蒸気機関車で石炭を輸送しています。
一度行きたいと思いつつ、二の足を踏んでいたのですが、今回、ついに行ってきました。
2016年12月10日に羽田から北京へ。北京で1泊して翌日、三道嶺に近い哈密(ハミ)まで中国国内
線の飛行機で移動。北京→哈密は約4時間のフライトです。哈密から三道嶺までは約100km、今回
はチャーター車での移動です。

 
11日、朝北京を出て、何やかやで16時頃から撮影開始。今日は軽く肩慣らし程度です。
が、いきなり蒸気機関車同士ののすれ違い。やはり現役感バリバリです。右側が石炭を積んで
積出駅に向かう列車。左が推進運転の空セキです。


日が暮れる中、列車が来ました。実はここの大イベントは日が暮れてからです。微かに火の粉が
飛んでいますが、色々な状態が重なって、運次第で火の粉を噴きながら走ることがあります。
今日は外れでした。


12日、日中、もう腹一杯と言うほど蒸気機関車を撮影して、また夜を待ちます。夜までの時間
潰しに昼間撮影している感じで、何という贅沢感。夕方、最初の列車は少し火の粉が出ました
が、これは満足できるものではありません。


日が暮れて2本目。火の粉は出ていますが、これではまだまだ。


期待の3本目もドレインは切ってくれたものの、火の粉はパラパラ。この日も残念でした、です
が、この暗闇の中、機関車が撮れる今どきのカメラの性能にはビックリです。


13日、朝、東站と言う駅に来ました。明け始めた空の下、数台の機関車が動き回っています。
時間は8:30頃なのですが、これは北京標準時間で、実際にはこの地域は北京から-2時間程
度の時差があります。


建設型が何台も動いている姿は圧巻です。国鉄現役時代の機関区を思い出させてくれます。


昼間の撮影地の一つ。丘の上から信号所を見下ろしながら。


今度は信号所へ降りて。うまい具合に目の前で離合しました。



鉄道のページTOP →次のページ


1  2   



inserted by FC2 system