2019年4月 ドイツの旅
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4月13日(土) 

 
この日はファルケンベルグ(Falkenberg)を通る予定のエスリンガー鉄道の旧型DCを撮るつもり
でしたが、まさかの空振り。すごすごとドレスデンへ引き返していたら、途中で58+50重連を抜きま
した。慌てて次の駅コスヴィッヒ(Coswig)で降り、何とか駅撮り。


ドレスデンに戻り向かったのはここ。

世界で最も古い懸垂式モノレールと言われているドレスデンモノレール。1901年の開業、日本は
明治時代で、官営八幡製鉄所ができた頃ですね。確かドイツの技術で作ったはず。
でもモノレールと言いつつ、よーく見ると、あれ、ケーブルが。実はこれ鋼索鉄道なんです。
ドイツって色々なものを考え出すのですね。


ここに来るのに、ドレスデン中央駅からトラムに乗って、ブラセヴィッツ シラープラッツ(Blasewitz-
Schillerplatz)と言う電停から歩いてきました。その時渡ってきたのがこの橋。
エルベ川にかかる通称「青い奇跡の橋」と呼ばれているロシュヴィッツ橋。落成は1893年。とても
存在感のある橋でした。今から130年近くも前にこんなものを作ってるなんて、ドイツの技術力の
高さには驚かされます。


続いてすぐ近くにあるケーブルカー。こちらはモノレールよりも古く、1895年の開業で、当初の動
力は蒸気機関だったようです。駅を出るといきなりトンネルです。


途中の交換所。地形の関係か、橋の上です。ここの特徴は、曲がりくねった線路と2か所のトン
ネル、そしてこの橋上の交換設備です。日本のケーブルカーとは趣が異なります。


ドレスデン中央駅に戻ります。来るときは途中駅で乗り継いで12番のトラムで来ました。帰りは
逆回りで12番か6番から10番へ乗り継ごうと車内で乗換駅の確認をしていたら、後ろの席から
「何かわかりませんか?」と日本語。現地在住の日本人の方が親切に声をかけてくれました。
我々は今6番のトラムに乗っていますが、実は12番と10番のトラムは循環直通運転をしていて、
次の12番トラムが接続駅のルートヴィヒ-ハルトマン-シュトラーセ(Ludwig-Hartmann-Straße)か
ら10番に変わるとのこと。確かに12番の電停で待っていたら10番が来ました。


ホテルに戻って、相変わらず部屋の窓からトレインビューを楽しみます。土日はカーゴトラムは
お休みですが、こんな事業車を撮れました。




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