沼ノ端、SL華やかなりし頃
沼ノ端は、室蘭本線と千歳線の分岐駅です。室蘭本線は沼ノ端を出て左にカーブすると、ウトナイ沼
の脇をかすめ、勇払原野を遠浅に向かって一直線に伸びて行きます。千歳線は、下りは室蘭本線と
併走しながらウトナイ沼脇あたりから植苗へ向かってカーブし、上りは植苗を出て室蘭本線をオーバ
ークロスした後、沼ノ端の手前で室蘭本線に合流します。このような線形の中で、両線の上下を合わ
せると、1時間に6本のSL、つまり10分に1回はどこかの線路にSLが来る、という計算になります。
まさにSL華やかなりしころの物語です。
千歳線の植苗から歩いて、室蘭本線をオーバークロスする辺りから撮るのが一般的ですが、今回は
沼ノ端側と植苗側、両方をアップしてみました。
沼ノ端近くの陸橋から撮ったものです。運用の関係でしょうか、C11とD51の重連です。
                                                  1969.3
爆煙を吐きながらD51がやってきました。ここにいると色々なタイプのD51を見ることがで
きます。                                             1969.3
これはナメクジドームのD5199です。                           1969.3
戦時設計のD511083。この機は煙室扉の上が欠き取られたタイプです。     1969.3
こちらはギーゼルエジェクターを装備したD51241です。               1972.3
植苗へ向かって築堤を駆け上げる千歳線の貨物。薄っすらと雪を冠した山が支笏湖の
方角です。                           1972.3
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