山 陽 電 鉄
(神戸高速開通前夜)



1968年(昭和43年)の春、中学を卒業した記念に松原遊士さんと連れ立って、関西私鉄、
呉線と初の遠征撮影を行いました。その旅の最後の訪問地が、山陽電鉄でした。
神戸高速開通のほんの少し前、4月1日か2日頃だったと思います。ターミナルはまだ電鉄
兵庫駅の時代です。今回は松原遊士さんからも一部写真を提供してもらいました。



神戸高速開通前なのでターミナルは電鉄兵庫。西代−兵庫間は併用軌道となっていました。
当時の新鋭車3000系の特急がやってきました。



須磨浦公園へ移動。線路端に軸足不動の定位置を決めこみます。あまり知識なしに来た
のですが、来るは来るはバラエティにとんだ車両達が次から次へとやってきました。トップ
バッターは宇治川電気時代の100系を更新した250系。



こちら274系の最終編成。特急運用にも入ったことがあるようです。行先表示には「神戸」
と書かれています。ちなみに特急は「特急」表示だけで、行先表示はないようです。



820系の後継特急車として製造された、山陽電鉄初の高性能車2000系。この時は特急
運用に入っていました。



ステンレス車というのはあまり好きではないのですが、これは別でした。2000系のステン
レス仕様車。ドア間は転換クロスシートで、とても好みの車両でした。この後しばらくしてロ
ングシート化されました。



戦後初の特急車として登場した820系。この時にはすでにロングシートになっていましたが、
風格のある車両でした。



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