修学旅行の車窓から(第2部)
京都・奈良では貸切バスでの移動となります。見学地から見学地へ移動するバスの中は皆にとっ
ては休息の場。しかし、突然車窓に現れる線路と列車。鉄な人はおちおち休んでなんかいられま
せん。
これは比叡山に行く途中だと思います。京阪京津線の急行、まだポー
ル集電ですね。
  京阪宇治駅でしょうか。
チラリと見える1000系電車や
タクシーに時代を感じます。

これは何処でしょう?奈良でしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、薬師寺のすぐ前には近鉄橿原線が・・・
薬師三尊や三重塔より、私と松原氏はレールウェイが気になります。
しかし、鉄としてごく当たり前のこの行動は、先生方の支持を得られなか
ったようです。

京都の夜は、四条河原町あたりでの自由行動。土産物屋には目もくれず
私と松原氏が迷わず飛びこんだのが、ここ、阪急河原町駅。しかし、そこ
にはキビシイ現実が・・・ シャッター固定EEカメラにASA100のフィルムで
ご覧の結果に。

修学旅行も全日程を終了し、いよいよ帰京です。復路の「ひので号」はなんと夜行列車。中学生
に座席夜行の旅を味あわせるとは、粋な企画です(結果的にそうならざるを得ない訳ですが)。
京都発19時40分、品川着翌朝5時3分。およそ9時間20分の長丁場。でもみんな寝るわけな
いよなー ここで緊急事態発生! 京都駅で列車を待ってる間に、私の顔に異変が・・・  顔中
に赤いブツブツ。 なっ、何と風疹発病! 155系って車端部の一部のイスを引き出して、簡易
ベットになるの覚えてますか? で、私は皆から隔離され、この貴重なベットの体験者となった
のであります。友人達はあまり寝なかったようですが、おかげで私は朝までグッスリ。野生児だ
ったせいか、病気の方も医者からもらったクスリ飲んだら一夜でほとんどスッキリ。さわやかな
気分で 家路についたのでした。もっとも、休みが明けて学校に行くと、教室の所々に空席が・・・
どうやら、クラス中に風疹を蔓延させてしまったようです。



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