大連市電と塩田ナロー -Page2



 
滞在3日目、瀋陽から少し足を延ばして、撫順炭鉱に行きました。ここは広大な露天掘り炭鉱
で、すり鉢状の壁面をスイッチバックしながら運搬用車両が走ることで有名です。
事前のリサーチでは既に採掘は終わっており動いていないとか、水害で止まっているとかで、
半ば諦めムードで行ったのですが、炭坑博物館の展示物を見た後、見学スペースから炭鉱を
見下ろすと、何と何台もの凸形電気機関車が走り回っているではありませんか。デンション一気
に急上昇です。


こんな風に、デキの編成同士が並んだり、見ていて飽きる間もなく動き回っています。


露天掘りの縁に沿って、スイッチバックしながら何本もの列車が行き来しています。


別角度の見晴台から。いかにも露天掘りという光景です。


瀋陽に戻って市電もちょっとだけ撮影。瀋陽の市電は1974年に一旦廃止されましたが、2013
年に復活しています。車両は新しい低床車ですが、あれ?架線が・・・ 
駅で充電するスーパーキャパシタかと思いましたが、どうやら交差点だけ架線がなく、それ以外
は架線から集電して走るとのこと。


架線のない交差点にトラムが入ってきました。交差点だけ走れればよいので、蓄電による自走
能力は700mとのこと。ある意味合理的な方法かも。


写真を撮ったのは奥体中心駅と言う所で、白いボディーの5号線、その少し先に青いボディーの
1号線の駅がありました。レールは繋がっていましたが、それぞれの終点駅の感じで、直通運転
はしていないようでした。


瀋陽市内見学を兼ねて、張作霖爆殺事件現場にも行ってみました。現地では地名から皇姑屯
事件と呼ばれており、碑が建っています。
高層マンションや新幹線の高架など周りの景色は様変わりですが、石造りの橋脚など当時の
現場写真面影が。



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