大連市電と塩田ナロー -Page5

 
いよいよ帰国の日。朝はやっぱり旧型市電。ほぼ毎日のように市電を撮っていたので、旧型
市電にももうすっかり慣れっこです。この日は車庫のある民主広場へ行ってみました。


朝から一生懸命線路のメンテナンス。けっこうな交通量のある道なので、見ているだけで、スリ
リングです。


右の時計台はロシア統治時代の建物でしょうか。


旧型市電同士が並びました。車庫は右後ろの方角です。右へ伸びている線路は車庫へつなが
っています。



車庫へはこんな感じで入って行きます。これで市電撮影も終了。午前中は市内見物をして、
昼一番の飛行機で帰国します。


市内見物と言っても、メインはここ。旧満鉄本社跡です。


旧満鉄本社は、現在も大連鉄路の事務所として使用されているので、鉄道つながりではありま
す。現在その一部は、満鉄旧跡陳列館として開放されており(要予約)、旧満鉄の貴重な資料
や総裁室なども見られます。残念ながらほとんど撮影は禁止ですが。


総裁室の机の上に、これ見よがしにこのような本が置いてありました。これは瀋陽鉄道陳列館
の記念アルバムみたいなもので、ちょっとぶ厚めの立派な装丁。同行の鉄チャン達は当然の
ように群がって見入っていました。これを見て、案内のお姉さんは「こいつらは買う」と思ったの
か、お土産コーナーに行くといの一番にこの本を勧めてきました。瀋陽鉄道陳列館は現在見学
はできませんし、「関係者に配った非売品です」の一言にイチコロで買い求めてしまいました。


ついでにこんなものも。大連は日本が切子細工を持ち込んで、今でも大連切子がお土産品で
売られていますが、ここでは昔の満鉄マーク入りのお猪口がお土産品で置いてありました。
そしかして亜細亜号の食堂車で・・・ なんてロマンに惹かれ、こちらもご購入~ 
これにてすべての予定終了。大満足の中、帰国の途につきました。



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